ASAGOHAN

​朝ごはん

朝ごはんが しあわせの象徴だなんて 笑ってしまうぜ。

…寝癖頭のままカーテンを開ける。今日は月曜日。

たしかゴミ収取者が早く来る日だ。

ゴミをまとめる最中に、ケトルに水を入れてスイッチを押す。

走ってゴミを捨てに行く。

いつものルーティーンで朝ごはんの準備。

珈琲だけは少し丁寧に淹れてみたりする。

そして一枚。撮影をするのだ。

…私は子どもの頃、朝ごはんが大っ嫌いだった。

日中家に居た私にしたらこの時間が幼いながらに「契約」に感じたのだ。

食べたら始まってしまう。何かを達成しなくてはならない気がしたのだ。重かった。ジメッとまとわりつく感じだった。

「どんな状況でも 朝・昼・夜  を感じなさい」そんな空気に母の姿が変化した時、私はモソモソとテーブルに向き合った。ムスッと食パンをかじった。学校へ行かない朝。でもなんか美味しかった気がする。

そして今、私は朝ごはんを、誰にでも平等に訪れるこの時間を、

素直に無垢な私で表現したいと思っています。

​asamicro

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