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新作「​海におはぎを投げる日」

苦味ダンスパフォーマンス集団 egg life 再スタートによる待望の最新作発表!!本作では実力派ダンサーとシンガーソングライター/ビートメイカーを迎え、美術家 日原聖子による作品とともに豊岡演劇祭 2023 にて初演を迎え大成功で幕を閉じました。東京公演では特殊照明の鈴木泰人を迎え、再構成で挑みます!ここでしか観れない形をぜひお楽しみに!座席数わずかなのでお早めにご予約をお願いします。

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【作品あらすじ】

 

asamicroの祖母の人生に焦点をあて、抽象的な振付とリズミカルでエネルギッシュな動きで展開する台詞のない演劇的なダンス作品。

 

 昭和初期の神奈川県横須賀市に位置する浦賀漁業には1年に一度、漁師たちの業務安全を祈願して海におはぎを投げる風習があり、浦賀漁業の漁師の娘として生まれた祖母も、幼少期からおはぎ作りを手伝い振舞っていた経験があります。

 

 ジェンダーの差異や存在とは何かが問われる中、日本の漁業の世界では今も尚、区域によっては男性のみの仕事とし、女性一人で漁港へ入る事は認められておりません。昭和初期に生まれ、仕事に生きた祖母がおはぎを振る舞う事で得たキャリアと孤独、そして私自身の暮らしの中で大切にしている体内時計や自然治癒力といったテーマをストリートダンスで培った身体性を活かし、エネルギッシュにそして時に静寂に、他者を感じ、どこまでも広がる海を見つめながら最も個人的な希望を祈り、願い、大きくて小さな自己愛と生に光を当てた作品です。

 

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